リノベーション
４世代が繋がるリノベ
after
before
施主様と弊社との出会いは古く、
お父様の介護改修工事などでお伺いしたのが初めてで
その後、母屋改修や車庫建築など様々な工事をさせて頂き、
長くお付き合いさせて頂いてきました。
初めて訪問した時は独身だったご長男が、
今では所帯を持たれて同居を検討されており
当初、四世代７人家族の住宅建替えからプランをスタートしました。
理想を詰め込むと１００坪近いプランとなり。。。
行き詰まってしまった時に奥様の提案で
同一敷地に「母屋減築リノベ（親世帯）＋新築（長男世帯）」の方向が決定しました。
・減築と動線のつなぎ方に工夫が必要でした。
・古い民家によくある動線や間取りの問題から
“ただ物があふれる部屋”になってしまう問題がここでも見られました。
・立派な庭に面した二間続きの使用されていない和室の活用
そこで、庭に面した二間をＬＤＫに、広縁をウッドデッキにしたことで
隣に新築し敷地内同居となったお孫さんと愛犬との
日向ぼっこの居心地良い空間が生まれました。
減築しても各用途は充分な広さと役割を果たしており、
隣の新築住宅とのつながりも絶妙な距離感が実現しました。
おじいちゃんの大切にしていた庭がすっきり蘇り、
家族みんなと和める場になったと思います。
after
減築してスッキリとした母屋。庭も蘇り、その庭を眺めながら、ウッドデッキでは４世代が集って恒例のバーベキューが行わ れる。家も、庭も、家族も賑わいを戻したリノベーション工事となりました(^^
お父様が丹精込めて作られたお庭、お施主さんも手入れが楽しくなってこられたそうです。夕暮れ時、愛犬ちゃんと一緒にお孫ちゃん達の帰りを待っているのでしょうか(^^
玄関にベンチを。ご祖母様の腰掛けや、回覧板を持ってきてくれたご近所さんとちょっとお喋りを楽しめるスペースに。
使われていなかった和室＋納戸を広々としたＬＤＫに。日当たりが良く、立派な庭を臨める気持ちの良い空間となりました。
元々壁付けＬ型キッチンだった台所でした。リノベ後は対面キッチンとなり、家事もしやすくなったキッチン。キッチンからは庭も臨めます。
キッチン背面とレンジ横にあるパントリースペースは扉をつけずオープンに。
既存の作り棚を活かした書斎コーナー。既存の木部に合わせた塗装とアクセントクロス、施主様のセンスの良さを感じます。
こちらも書斎コーナー。左の室内窓は、南面にある廊下からの自然光を取り込む為に、工事中施主さまからのご提案で設置しました。
洗面～脱衣・洗濯～風呂への動線は直線で使い易い上に、各所に窓を設置し光と風が通る、明るく気持ちの良い場に。
広く使い勝手も、掃除もし易いトイレ。手洗いボールは何度も検討したこだわりの箇所です。